🎭 鋭利な知性と、太く響く「刀」の如き歌声。
にじさんじ・剣持刀也による『SNOBBISM』カバー。皮肉と虚無感が渦巻く楽曲世界を、完璧なセルフプロデュースで「剣持刀也」という物語へ昇華させた衝撃作
2026年3月16日 執筆
にじさんじの「虚空教」教祖、剣持刀也さん。彼がNeru氏の名曲『SNOBBISM』をカバーした際、そのあまりの適合っぷりに界隈が震撼しました。
饒舌なトークと鋭いマシュマロ捌きで知られる彼ですが、歌声となれば一転。芯の太い、心地よく響くバリトンボイスが楽曲の皮肉をより一層際立たせます。
「人間ごっこ」を謳歌する、上位存在の余裕
[00:00:02] 「あれこれ吐いてばら撒かないと寝られやしない」。吐き捨てるような導入から、リスナーは彼の掌の上。
[00:01:02] サビの「喧嘩しようぜ」というフレーズ。これほどまでに煽り気味で、かつ高潔さを失わない歌い方ができるのは彼しかいないでしょう。明確なストーリー設定がないはずの楽曲に、「剣持刀也」という一つの人格と世界観を完全に定着させてしまうセルフプロデュース能力には脱帽するほかありません。
⚖️ リスナーが見出す「剣持刀也」の深淵
- 🔊 「声が太くてめちゃくちゃ聞き心地が良い。セルフプロデュースが完璧すぎる男」
- 👁️ 「上位存在が人間に混じって真面目に遊んでる『人間ごっこガチ勢』みがある」
- 🏙️ 「明確なストーリーがないのに、ここまで世界観が完成してるのが本当に凄い」
Editor's View:完成された「道化」の美学
剣持刀也さんの歌声には、どこか冷笑的でありながら、音楽そのものを深く楽しんでいるような「余裕」を感じます。
[00:02:34] あくまで自分を「僕ら」と括りつつも、その視点は常に一段高い場所にあるような。そんな彼の立ち振る舞いが『SNOBBISM』の歌詞と見事に共鳴しています。「知性的な狂気」の極致。にじさんじという沼の深さを改めて思い知らされる名カバーです。

